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◆椅子サイズ 高さ前部15cm 高さ後部19cm ◆ 坐禅解説DVDと内観の法CD坐禅DVD・・・坐禅の意義、坐禅椅子の使い方、坐禅のやり方内観CD・・・リラクセーション法、自己の究明法、内観の法◆坐禅専用座布団横幅 :78cm奥行き:70㎝厚さ : 5㎝
坐禅椅子の説明と構造
坐禅椅子は一般人の坐禅のために開発されました。
従来より坐禅を行なうとき、古い仕来りや慣習により坐禅椅子を使用する発想すらなかった。プロの禅僧にしろ坐禅を組むときは、初めに大きな座布団を敷き、その座布団の後方に高さ10cm直径30cmほどの丸い座布団(坐蒲、ざふ)を置き、お尻の部分のみを坐蒲に当てがい坐禅を組むと、足の痛さも軽減しうまく組める、この(坐蒲、ざふ)に充当するのが坐禅椅子であります。
坐禅椅子は(坐蒲)よりやや高く、下に沈むことなく安定しているため足が少しも痛く無く一般人が快適に坐禅が組める様に設計されている。さて一般的にプロの行なう坐禅は、次のような身体の姿勢と心構えをもって行なう。まず大きな座布団の上にどっかと座り、次に前述の(坐蒲)の上にお尻の部分を乗せる、次に足を(結迦趺坐けっかふざ)に組む
(右の足を左の太ももに乗せ、左の足を右の足の太ももに乗せる)ことで両ひざ頭が座布団にぴったり付き、
両ひざ頭と尾てい骨を結ぶ線が上から見ると三角形となり安定した座り方となる。
次に腰にやや力を入れ下腹部を前に出す。そして腰を後ろにひくようにして、背骨を伸ばし顎を後ろに引き、首肩の力抜きを威儀整然と座る。身体を落ち着けて動じない形に安定させ、心を一カ所に集中し定着させる。
腹式呼吸によりその身、息、心が融合統一された安定した状態となる。さてここで問題なのは結迦趺坐に足を組むことであります。たとえ(坐蒲)を使用しても、結跏趺坐の足の組み方は、足を少し[ねじる]ような状態となり、一般人には足が痛くなります。
現代の洋風生活の一般人においてはなおさら、結迦趺坐さえ組めない人がたくさんいます。坐禅の素晴らしさを分っていても、一般人に坐禅が普及しない最大の原因はこの足の痛さなのです。
坐禅椅子の開発には、自ら長年坐禅修行を行い、又一般人への坐禅指導の経験から何とか足の痛さを解決できないかとの目的で開発されました。誰もが気軽に、何時でも、どこでも、足が痛むことなく、長時間快適に坐禅ができる画期的な発明と絶賛されております。坐禅椅子を用いるとプロの行なう結迦趺坐と全く同様の安定した座り方となる、すなわち両ひざ頭が座布団にぴったりと付き、上から見ると両ひざ頭と尾てい骨を結ぶ線が三角形となり、最も安定した座相となれる。
坐禅椅子は基本的に和室、フロ-リング等の平坦な所で使用する(ベッドの上でも出来ます、この場合は坐禅専用座布団は使用しない)坐禅椅子の高さは十数センチ前後あり、座禅する人の身体にあわせて、お尻と床又は畳との間にこの坐禅椅子を置くことにより
程よく前方に向かって前下がりに傾斜する座面(座面はクッッション材、大きさは縦25㎝横37㎝)に上半身の体重を乗せることができるため足に少しも負担がかからない。
座面の下に基脚(厚板で作られされ脚を誘導する側面となっている)がある、この基脚は、前方に向けて股の開きに整合させて広がるように形成されているそのため、坐禅をするときの脚の広がり姿勢に整合する、座面に座り基脚(案内部)を両足で挟む事により、基脚の外側面が足のひざから足首に向けての部分を案内する。そうすると自然に両ひざが前広がりとなり、
坐禅の一番の要諦である両ひざ頭が座布団にぴったり付き、且つ両膝頭と尾てい骨を結ぶ線が三角形となる、又座面は、程よく前方に傾斜しているため、肝心な、腰に力を入れ、
下腹部(臍下丹田 せいかたんでん)をやや前に出し、全ての重心を腰に掛け、 背骨をぐっとまっすぐ伸ばす姿勢を維持するのに整合する。これにより足に痛さを伴うことなく、
プロの行う(結迦趺坐 けっかふざ)と同様の最も安定した座相となる。 坐禅椅子DVDセットにて詳しく説明があります。 (坐禅椅子は座禅椅子と表記する場合もあります)